会社員が書く雑記

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日常生活から音楽が消えた男が音楽を取り戻す話

 ある日気が付いた。今住んでいるこの家はなんて静かなのだろう、と。騒がしい工事の音や車が走る音がないのはありがたいが、一人で過ごしているときに「音」がないのだ。

 今まで音などあっただろうか。元々静かに過ごしていたのではないか。そんなふうに思ってみるのだが、どうにも気持ちが落ち着かない。テレビをつけても時間によっては雑音にさえ思えてしまう。

 何かが足りない。

 そうだ。昔は買ってきたCDをよく流していたじゃないか。生活と共に音楽が存在していたのだ。

 なぜ今生活から音楽がなくなってしまったのか。

 理由のひとつは、音楽をiPodで再生するようになったことである。iPodは音楽を再生するのに便利だ。ではなぜそれが私の生活から音楽がなくなった理由なのか。iPodは音楽を本体スピーカーから再生できるが当然ひ弱な音である。イヤホンを接続して聴くのが主たる利用方法だが、コードが絡まったりBluetoothイヤホンの充電が煩わしかったりイヤホンをしていると他の音が聞こえなかったりして、生活環境が変わった私の日常に適合しなくなってきた。

 そうした理由もあってか私はiPodを専ら車載用として使用しており、ほとんどの時間を車に置きっ放しにしていた。

 ところが家で一人のんびりと過ごしている時間はどうだろう。静かな家ではあるが、チャイムや電話の音が鳴るため、イヤホンで全ての音を遮断して過ごすことはできない。だからそんなことをしなくても聴くことができるBGMが欲しくなるのだ。

 生活に足りなかったものはきちんとした音が鳴るスピーカーだった。スマートスピーカーが登場し、置いてある家庭も増えているが、うちにはスピーカーがなかったのだ

 それに気づいてしまった私は翌月の給料をもらうと同時に、お小遣い1万円を握りしめ家電屋へ向かった。そして購入したのがSONYBluetoothスピーカー「SRS-XB10」である。

 妻には
「お給料もらったばかりなのにそんなの買って、足りなくなっても知らないからね」
と言われたが、音楽を聴ければ何も要らない状態だったので何とか乗り切ることができた。

 iPodでこのスピーカーと接続することで屋内・屋外問わず好きな音楽をいつでも聴くことができる。またサイズもコンパクトなためどこへでも持っていける。リビング、キッチン、風呂場、寝室等、ありとあらゆる場所へ持ち歩いて聴くことができた。

 音質も非常に満足だ。車ではFMトランスミッターを使用して聴いていたため音質がよくなく、何ならこのスピーカーで十分だと感じる。コンパクトなサイズなため鞄に入れて持ち歩き、車を運転する際はドリンクホルダーに置き音楽を再生している。

 私は生活に音楽を取り戻した

 値段の高い安いに関わらず、今年一番の買い物として真っ先に思い浮かぶのがSRS-XB10だ。音楽のない生活をしていた私にとっては生活革命である。

 今週のお題「2018年に買ってよかったもの」