会社員が書く雑記

雑記中心。気ままに書いてくよ

同僚が会社を辞めていく私はさみしさの中で

 辞めていく同僚を思うと寂しさが込み上げてくる。

 彼は部署は違えど年齢が近かったり比較的よくしゃべったりと私にとって近しい存在だった。仕事上の人間関係なのでそれほど親しいわけではないが、私はそんなふうに思っていた。

 この会社に勤めて数年経つが、年齢や立場が私と近い人が辞めていく。私は役職を持たない平社員だ。若手として扱われているため弱い立場にある。

 会社からぞんざいな扱いを受けているわけではないのだが、会社が嫌になる気持ちはよくわかる。つまるところ会社の雰囲気が合わないのだ。

 長年勤められている人間は会社の雰囲気が合っているのだ。会社に適合し、長年勤めることでそ現在の会社の雰囲気を作っている。

 ここではふんわりと"雰囲気"と言っているが、具体的には作業工程、連絡・伝達手段、人間関係等が挙げられる。"雰囲気"を構成しているものは他にも様々あるが言葉にしたらキリがないだろう。

 私たち若手は会社の雰囲気に合わせて行動している。仕事の進め方は上司・先輩から教えられる。社内行事は半ば強制的に参加しなければいけない。

 上の人間が一見不可解な行動をしても『あの人だからしょうがない』と片付けられる。もし若手が同じようなことをしたらタダでは済まない。見なかったフリをして諦めるしかない。

 雰囲気が強固な会社に対して若手は無力である。『これがうちの会社だ』と言われればそれまでである。小さな無力感が積み重ねられ、大きな諦めに繋がる。

 以前、自分を無理矢理会社に合わせて働いていた同僚がいた。その同僚は先輩の無理難題をこなし、長時間の残業をこなし、間違わないように慎重に仕事をし、遂には体調を崩して退社してしまった。

 偉い人からすれば『根性が足りない』とか『体力不足だ』とか言うかもしれない。しかし同僚は弱音を吐きながら限界まで働いた末に潰れてしまった。根性を振り絞って働いたが体力が限界まで削られ疲れ果てたのだ。

 伸びしろがある"いい子"な社員ほど会社の雰囲気に適合できないのかもしれない。

 しかしまだまだ若手なので市場では引く手数多だ。次の働き場所を見つけることなど容易い。若手なら今の会社を嫌になったら年齢的に辞められなくなる前にさっさと辞めた方が良い場合だって大いに考えられる。

 何もできない新人に時間と金を投資してようやく仕事ができるくらいに育ったのにわずか数年で会社を去ることは、その会社にとって損失ではないのだろうか。

 能力のある若者が数ある会社の中からわざわざこの会社を選んで入社したこと自体が奇跡のようなことなのに。

 "今までのやり方"とか"声が大きい人の意見"とかそんな旧時代的なものに固執しているような組織であれば若手は簡単に去っていくだろう。今の時代転職しようと思えば気軽に転職サイトを利用できる。その転職サイトに登録すれば丁寧に履歴書の書き方や自己PRの内容まで教えてくれ、当たり前のように内定までこぎ着けてくれるのだ。

 若手が残らない会社は老いぼれていくだけである。

 はて私は私の部署に新人が入ってきたら正しくケアできるだろうか。困ったなあ。