会社員が書く雑記

雑記中心。気ままに書いてくよ

寄り添える人にだけ寄り添えたらいい

 不調が続いているので禁断の薬を飲んだ。
 長らく封印しており、これを飲み続けると急激な眠気、物忘れなど様々な悪影響を受けるのだが、その分精神が安定し物事をうまく進めることができる。
 自分の身体を全自動で動かしてくれるようなものである。いちいち気力を振り絞って作業を行う必要がなくなる。
 その有用さ故に服用量が増えてしまいがちであるため、普段は持ち歩かず、絶対に飲まないようにしていた。


 だけど今日は飲んだ。吐き気を抑え仕事に臨む必要があったからである。


 朝から気持ちがふわふわとし、明るい気分が続いている。
 様々やらなければならない作業も難なくこなせている。
 完全に超人モードである。


 この状態が続けば仕事も家庭も何のことはないイージーモードである。サササっとやることを終え、どうぶつの森に勤しみ、家族を愛することができるだろう。


 だがこれは、薬を飲んでいるからである。つまり薬を飲んでいない状態では、体が鉛のように重い感覚や沈鬱とした思考が戻ってくるのだ。
 それはそれでいい。恐れることではない。
 間違ってはいけないのが、薬を飲んだ状態が本来の自分だと思ってしまうことである。
 本来の自分は薬を飲んでいない状態の自分なのだ。


 ゲームで例えたらバフ効果のあるアイテムの使用だろう。そのアイテムを使用することで、攻撃力や防御力などのステータスを一定時間上昇させることができる。
 バフがかかったステータスは当然本来のものではない。
 バフがかかっていない状態で同じことをしようとしても無駄なのだ。


 よって、この好調もほんの数時間のものということになる。
 もうすぐ私は普段のような愚鈍な人間に戻るだろう。そして重たい体を引きずりながら仕事をし、些細なことでイライラしてしまうだろう。


 書きながら少し絶望しかけてしまったが、それが本来の自分というなら仕方がないのだ。
 なんなら、ここからもう一皮剝けることを考えるのが良いのではなかろうか。
 何をしたらいいかわからないのだけど、思いつく限りでは瞑想、ウォーキング、筋トレ、読書だろうか。


 明るく社交的な人が本当に羨ましいし、嫉妬してしまう。
 が、世の中そういう人ばかりではないことくらい知っているので、自分は自分が寄り添える相手に寄り添っていこうと思う。