会社員が書く雑記

雑記中心。気ままに書いてくよ

「痩せた?」と言われたのは何年ぶりだろう

 私の体重はここ数年増加の一途を辿っている。
 薬の影響もあったのだろうが、最も痩せていた頃から15kg程度太った。健康診断で腹囲を計測した際、前回の数値と比べられ「本人で間違いないですか?」と確認されてしまうくらいの激太りだ。
 当然周囲からも「お腹出てる」とか「太ったね」とか心無い言葉を浴びせられた。それらの言葉はナイフのように鋭く私の心を抉ったが、脂肪までは削ってはくれない。


 全盛期は星野源を1割可愛くしたくらいのモテ男だったが、太ってからはオードリーの若林似になった。
msne.hateblo.jp
 当然前よりモテなくなった。世間は肥満体系に厳しい。
 自分の他にも歳を取るにつれ肥満体系になっていく人間はたくさんいて、その人達を眺めながら「自分も大丈夫」と自分を慰めていた。


 しかし、コロナ禍の影響でテレビ番組が軒並みドラマの再放送を流し始めた頃、星野源主演のあの大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』も再放送された。
 星野源といえば『うちで踊ろう』の動画がバズり、様々な「コラボ動画」が作られた。

星野源 – うちで踊ろう Dancing On The Inside


おっぱいを見せてくれる星野源

 毎日のように星野源の顔を見ていてふと思った。私も元のような星野源のそっくりさんに戻りたい、と。
 別に星野源はイケメンではない(らしい)けれど、でぶでぶ言われるのはもう勘弁だ。
 そして私もガッキーと致したい人生だった。


 よし、痩せよう。


 そうと決まればとにかくスクワットだ。
 私は生まれながらにしてスクワット教に入信していたらしい。
 どんな運動やトレーニングよりもスクワットが体によく馴染み、スクワットをしていると気持ちが晴れた。


 床の状態を気にする必要もなく、どこでもやれるのも大きい。
 プランクや腕立て、腹筋などは床に体を付ける必要があり、畳や硬い床の上では接触部分が痛くなった。
 しかしスクワットは足が元々地面に着いているので場所を選ばない。


 とは言え最初はハーフスクワットを20回やるのが限度だった。体が重くひいひい言った。日々の運動不足を実感した。
 言い換えればたったそれだけで良い運動になっていると、とにかくポジティブに考えることにして、毎日ハーフスクワット20回を忘れずに行った。信じれば救われるのだ。私は熱心な信者となった。


 ある日、何気なく体重計を出して乗った。
 そうするとなんと2kgも減量していた。


 実は食事を忘れるほどゲームに没頭していたためであるが、私はそれを「スクワットの成果だ!」と勘違いししたのだ。
 しかしともかく調子付いた私は、それからはいっそう毎日のスクワットに励むようになった。
 その頃にはすでにハーフスクワットを卒業し、腰を深く落とせるまでになっていた。回数もこなせるようになり、2セット、3セットと繰り返し行うようになった。
 ベルトの穴1つ分キツく締められるようになった。


 それから会う人会う人に「痩せた?」と言われるようになった。
 そう言われたのは中学校に上がり卓球部で毎日の練習に励み、久しぶりに小学校の同級生に会ったとき以来である。
 特に顔回りの肉が落ちたと言われた。
 痩せたと思っていたのは腹回りだったのだが、どうやら顔回りにも影響が出ていたようだ。


 実際には体重はあれから減っておらず、むしろ500g程度増えていた。
 理由として、脂肪よりも筋肉は重いことが挙げられるのではないか。
 「痩せた」=「体重が減った」ではなく「痩せた」=「脂肪が減り筋肉が増えた」と定義した方がよさそうである。体重は変わらないが、見た目は変わっているからだ。


 さて、とはいえまだ15kgに対して2kg程度しか減らせていない。
 脂肪も未だたくさんついている。これらを落としきるにはまだまだ修行が必要だ。
 とにかく毎日スクワット。スクワットは足腰だけでなく体幹も鍛えられる、いわば人生の基本となるトレーニングだ。
 スクワットを続ければ自然と食事にもこだわりを持つし、健康になれる。
 体力も付きちょっとやそっとのことでは疲れを感じにくくなるだろう。


 とにかくゆっくり腰を落として、またゆっくり上げてみよう。さすれば道は開かれん。